実験・自由研究のおすすめ2020|簡単おもしろ科学、化学、理科、工作のネタ帳

夏休み冬休みの宿題に役立つ、身近な材料を使って簡単にできる実験や自由研究の各テーマを紹介しています。なぜを楽しくおもしろく科学の不思議を探検しましょう。

生きもの

メダカの飼育、川にはなぜいない?自由研究

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研究の動機
水棲生物調査からメダカがいないことがわかった

なぜいないのか?もともといなかったのか?

何らかの原因でいなくなったのか?

準備するもの

準備するもの

  • 水槽
  • すくい網
  • 水質調査キット
  • ストップウォッチ

調べもの

調べもの
県水産試験場から寄せられた「昭和52年(1977年)の生息分布調査」やインターネットで得られた資料などによると、昭和52年から平成4年(1992年)までの15年間に、県内では野生メダカが激減している。
昭和52年以前の資料について、県水産試験場や市役所に問い合わせたが「残っていない」という。
さらに「日本全国のクロメダカ生息分布図」(日本野生メダカ保存会)によると、メダカは水質が悪そうな都市部(日本の三大都市)を中心に多くいて、東北、北海道など自然の多い所にはあまり生息していないという。
メダカにとって水質変化(悪化)はあまり関係ないのか。北海道は水温が低いからか。
メダカのいない北海道の河川水質をインターネット情報で調べた。屈斜路湖以東の河川では、各月の最高水温は3.1~19.8℃、年間通じて一番水温が高い7、8月の水温をみても、メダカの交尾・産卵行動に必要な20℃以上は河川の中・上流部で保てない。下流部も一日における水温変化が激しいため、メダカは生息できないのだろう。

調査

調査
用水(小川、堀)25カ所で流速と水質を測定する。
<方法>
発泡スチロール片が10mを何秒で流れるかを測定し、流速を求める。
<結果>
メダカが安心して生活できる流速は「0.15~0.20m/秒以下」(農業土木学会誌)だが、22カ所で大きく上回った。用水の9割以上はメダカの生息には適していない。淀んだ場所もごくわずか見られた。水質はいずれもきれいだった。

まとめ

まとめ
弥生時代に大陸から稲作とともに日本全土に伝わったクロメダカ。かつては生息していたが、用水路の整備が進み三面コンクリートになり、流速が早くなるとともに淀みが少なくなり、環境適応力の弱いメダカの多くが死に追いやられた。こうして今、メダカはほとんど生息していない。

参考にしたURL:https://www.shizecon.net/award/detail.html?id=51

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